
浄明寺の沿起は、文明6年(1474年)本願寺中興の祖と称されます蓮如上人(れんにょしょうにん)が、越前の国吉崎(福井県)に下向されておられました時、美濃国(現在の岐阜県)に天台崇僧が吉崎に行き、蓮如上人に帰依して名を西蓮(さいれん)と改め、念仏の道を広めるために越中の野積谷(のずみだに)に一寺を建立した時を縁起とします。
現在は、19世の慶雄(けいゆう)が法灯を受け継いでおり、宝林山浄明寺は18世の智演(ちえん)の四男である智昭(ちしょう)がご本尊を1979年2月11日にお迎えし、入仏式を行ったその日が起源になっております。
その後、門信徒会「宝林会」が作られ、毎月寺報の「宝林」が発行され、 法座を始め、青壮年会、婦人会、子ども会などの活動をしています。
1986年に新境内地を千葉県船橋市楠が山に購入し、1987年にその一部に「浄明寺廟所(びょうしょ)」が完成いたしました。また、2003年6月には 本堂が完成し、2005年10月にご本尊を千葉県船橋市芝山から船橋市楠が山にご安置いたしまして、皆様との対話の場が益々広がりました。